好きな男性のタイプを女性に聞くと、かなりの高確率で「清潔感がある人」という返答が返ってきます。
確かにキレイで爽やかなタイプの男は魅力的です。
「結局、清潔感がある人ってイケメンってことだよな」
「不細工の俺に清潔感なんて出せるわけがない」
と自暴自棄になっていませんか?
そんな心配は無用です。
清潔感って、そもそも顔のつくりとはあまり関係がありません。
確かに顔の形が整っていれば、ある程度「プラス補正」がかかって、清潔なイメージが出やすくなります。
しかし、あなたの身の回りにもいないでしょうか?
特別顔が良いわけではないのに、なぜかシュッとした印象で小綺麗な感じの人。
彼らはイケメンではないですが、清潔感がある男です。
僕も含めてですが、顔にコンプレックスがある人にとって目指すべきなのはそこです。
このページでは、まず「清潔感」とは何かを知っていただき、誰にでもできる清潔感の出し方を具体的に紹介します。
目次
清潔感があるとはどういう意味なのか
清潔感を出すためには、清潔感の正体を知る必要があります。
清潔感あるというとは、言葉通り「清潔な感じがする」ことです。
具体的に細かく見ていきましょう。
至る所に手入れが行き届いている
まず、清潔感がある人は、何に対しても手入れが隅々まで行き届いているという特徴があります。
体のパーツで言えば、髪型、ヒゲ、爪、肌などがきちんと手入れされている。
服装で言えば、シワ、ほつれ、シミなどがないといった具合ですね。
面倒ではありますが、社会人として当たり前のことを当たり前にできていればクリアできる部分です。
日頃から気を使っておきましょう。
奇抜さがなく、スッキリした印象
ファッションや髪型が奇抜であったり、派手なアクセサリーをつけていると、カッコイイかどうかは好み次第ですが、清潔感という点で言えばマイナスになる場合が多いです。
どちらかと言えば、カジュアル感を抑えて、キレイ目なファッションを心がけると好印象です。
健康的な印象
清潔感とは関係なさそうに感じられるかもしれませんが、僕は健康的な体作りは清潔感を出すのに必要なポイントだと考えています。
いつもダルそうにしていたり、目の下にクマができていたり、極端に太っていたり、ガリガリだったりすると、清潔なイメージからは遠ざかります。
健康そうに見えることよりも、実際に健康であることを目指しましょう。
清潔感は誰にでも出せる!具体的なポイントを伝授
以上のことを踏まえると、清潔感は誰にでもだすことができます。
元々清潔感がある人は、これらのことを常日頃から習慣として自然にできているのです。
ここからは、具体的に清潔感を出すための具体的な方法について説明します。
項目数は、かなり多くなりますが、どれもそんなに難しいものではありません。
また、一度にすべて変えようとすると、なかなか習慣が定着しません。
無理のない範囲で、できるところから着実に変えていきましょう。
清潔感を出すための体のケア
まずは、あなた自信の頭から爪先までのケアをすることで、清潔感を出す方法についてお話します。
ここで紹介するものは、どれも極端な努力は必要ありません。
ただ、全部を一辺に取り入れるのは挫折の元です。
できるところからはじめてください。
【体のケア】
1.月に1回は散髪に行く
色々な髪型の好みがあるでしょうが、清潔感を重視する場合は、短く切り揃えておいた方が爽やかで好印象です。
散髪は、髪がうっとうしくなったり、まとまりにくくなった時に行くという人が多いですよね。
しかし、散髪は月に1回は行くことをオススメします。
毎回おしゃれな美容室に行く必要はありません。
長さを切りそろえたり、伸びた分だけ切ってもらうくらいなら1000円カットで十分です。
【体のケア】
2.眉毛が濃い人は整える
眉毛は人によって濃さが違いますが、濃い人は、自然に整えた方が良いでしょう。
まず、櫛とハサミを使って全体の長さを整えます。
次に、余分なところをカミソリで剃るか、毛抜きで抜きます。
細くする必要はありませんが、眉と眉の間が繋がっていたり、眉の下側の毛がまばらになっている部分はない方が良いでしょう。
眉毛のケアにはこちらがオススメです。
【体のケア】
3.鼻毛は絶対飛び出させない
どんなに完璧なひとであっても、少しでも鼻毛が出ていたら台無しになってしまいますよね。
鼻毛にはそれほどの破壊力があります。
抜いてしまいたい気持ちも分かりますが、鼻毛を抜くと鼻の中の粘膜を傷つけてしまいます。
眉毛用のハサミを使ってもOK ですし、鼻毛専用のトリマーもありますよ。
【体のケア】
4.ヒゲは剃り残さない
髭が濃い人の場合、急いでいる朝に髭を剃ると、剃り残してしまうことがありますよね。
これはとても汚ならしく見えます。
T字カミソリを使っているなら、少なくとも月に1回は新しい刃に替えるなどの工夫をし、剃り残し対策をしましょう。
髭の剃りかたについては、スキンケアのページでも書いているので参考にしてみてください。
⇒30代男性におすすめスキンケアの方法
また、夕方になると髭が伸びてくる人は、電気カミソリを携帯するなどして、青髭にならないようにすると良いでしょう。
【体のケア】
5.歯磨きと歯石の除去
歯並びを治すことは時間もお金もかかりますが、歯をキレイにみがくことは誰でもできますし、最低限のマナーでもあります。
少なくとも朝と寝る前の2回はしましょう。
短時間で綺麗にみがくには、電動歯ブラシがオススメです。
僕が使っているこの歯ブラシは、2分で歯がツルツルになります。
また、半年に1回は歯医者さんに行って、歯石を取ってもらいましょう。
ホワイトニングはお金がかかりますが、歯石を取るだけなら医療保険が適用になりますし、自然な白さが蘇ります。
【体のケア】
6.毎日きちんとスキンケアをする
男性は、肌に無頓着な人が多いですが、スキンケアを欠かさずにしている人の肌はキレイです。
他の男性が疎かにしがちな部分だからこそ、気を使ってケアするべきです。
スキンケアについては、別のページで詳しく説明しています。
⇒30代男性におすすめスキンケアの方法
【体のケア】
7.週1回は爪を切る。磨くとなおよし
男性は手に無頓着ですが、女性は人の手をよく見ています。
爪の白い部分が伸びていたり、爪の間に黒いゴミが溜まっていたりしませんか?
爪はできるだけ短く切っておき、ヤスリで滑らかにしておきましょう。
また、余裕があれば爪の表面を磨く道具を使ってみてください。
表面がツルツルになって、よりキレイに見えます。
やり過ぎると爪が薄くなったり、光りすぎることもあるので、加減してください。
【体のケア】
8.ハンドクリームを常備
夏の間は特に気になりませんが、それ以外の季節はハンドクリームで手のケアもしておいた方が良いでしょう。
手がガサガサになるだけでなく、乾燥はささくれの原因にもなります。
ハンドクリームは何でもOK ですが、顔にも使えて安いニベアがオススメです。
【体のケア】
9.体臭予防のため、制汗剤は必ずつける
体臭は自分で気づくことはなかなかできません。周りの人も気を使って指摘してくれないので厄介です。
自分は臭いものだと思ってケアをしておいた方が間違いないでしょう。
特に若いうちは臭いのトラブルがなくても、30代に差し掛かると体臭が出てくる場合もありますので油断できません。
制汗剤は脇にしっかりと塗るタイプのものがオススメです。
僕はデオナチュレという商品を使っています。
これを使うと、至近距離で嗅いでも分からないくらい匂いが減ります。
とてもオススメです。
【体のケア】
10.体はごしごし洗わない
体を洗うときに、垢擦りタオルなどを使ってゴシゴシ洗う人が多いですが、とても肌に悪いことなので止めましょう。
ボディソープを泡立てて、軽く手でなでるように洗うだけで十分です。
【体のケア】
11.香水はつける必要なし
香水は、上手に使えばお洒落かもしれませんが、取扱いが難しい劇薬です。
香水自体が苦手な人も多いですし、食事の時は食欲を削いでしまい迷惑がられるかもしれません。
もし、どうしても香水をつけたいのであれば、爽やか系の香りのモノを、ヘソの下側あたりに半プッシュくらいで止めておきましょう。
【体のケア】
12.足のにおいを抑えるクリームをつける
脚の臭いは靴を脱ぐ機会があるなら、きちんとケアしておきましょう。
入浴時にしっかり洗うのはもちろんのことですが、足の臭いを抑えるクリームがありますので活用しましょう。
足のクリームもデオナチュレがオススメです。
【体のケア】
13.ムダ毛はない方が清潔感は出る
好みは人それぞれありますが、頭髪以外の毛はない方が清潔感はあります。
最近はパナソニックから体毛を剃れるバリカンが発売されているので短くカットしておくと好印象ですよ。
清潔感を出すための服装の注意点
次に、生活感を出すための服装についてお話しします。
服装は人によって好みが別れる部分も多いですが、清潔感を出すために特化したポイントを説明します。
【服装の注意点】
1.キレイ目の割合を多く取り入れる
普段、仕事の時にスーツを着ている人は、どうしても休日は楽でカジュアルなファッションの割合が多くなります。
しかし、全てカジュアルな服だとラフすぎるイメージになります。
何か一つでも、キレイ目のアイテムをプラスすると、洗練されたイメージになります。
キレイ目のアイテムとは、ジャケット、シャツ、スラックス、革靴のようなスーツスタイルで身につけるものをイメージしてください。
また、カラフルな服のチョイスが多い人は、黒、白、グレーなどのモノトーンの配色を多めにすると印象が引き締まります。
【服装の注意点】
2.体に合ったサイズの服を選ぶ
楽に着ることができるよう、服を選ぶときに少し大きめのサイズを選ぶ人も多いですが、ダボッとした服は野暮ったく見えがちです。
ファッションを熟知して、あえての大き目サイズであれば問題ありませんが、そうでなければぴったりのサイズを選びましょう。
丁度いいサイズの目安は、以下の通りです。
・トップス
シャツやジャケットなどのトップスは肩幅に合わせましょう。
ぴったり目が良いからと言って、肩がつっぱっていると小さすぎます。
・ボトムス
ズボンは細身のスキニータイプの方がすっきりして見えます。
ジャストサイズのものを選んだ方が良いのですが、ウエストサイズだけで選ぶと失敗の元です。
ウエストが丁度良くても、太もものあたりがピチピチになっていると不恰好に見えます。
必ず試着をして、自分に合う形のものを選びましょう。
オススメは、テーパード加工がされているものです。
太もものあたりはゆったりしているのですが、足元のあたりは細く作られているものです。
ユニクロにもテーパードのジーンズがあるので探してみてください。
【服装の注意点】
3.高くなくて良いので、ダメになった服は買い替える
襟元がよれよれになっていたり、白いシャツが黄ばんでいたり、食べこぼしのシミがとれない服は、迷わずに買い換えましょう。
清潔感を出すための服は、値段が高い必要はありません。
ボロのブランド品よりもキレイなファストファッションです。
【服装の注意点】
4.アイロンやスチーマーでシワをのばす
仕事で使うシャツはアイロンがけをしている人も多いですが、休みの日に着る私服にもアイロンがけをすることをオススメします。
T シャツなどもシワがあると、だらしない印象を与えてしまいます。
可能であれば、毎日アイロンを使うスペースを確保して、洗濯の度にアイロンがけをする流れを作れればベストです。
アイロンには劣りますが、どうしても面倒なら、ハンガーに掛けたまま使えるスチーマーでも、ある程度のシワをのばすこともできますよ。
【服装の注意点】
5.財布やカバンの中には必要なものだけを入れる
財布やカバンの中には、必要なものだけを入れましょう。
中身がパンパンに詰まっていると、だらしなく見えます。
財布の中は月に1回は中身を全部出し、必要なものを取捨選択しましょう。
カバンは毎日、家に帰ったら空にする習慣をつけると、無駄に重たい荷物を持たなくて済みます。
【服装の注意点】
6.革靴は良いものを買い、手入れは毎日する
仕事でスーツを着る人は、ちゃんと革靴にはこだわっていますか?
靴は見える面積が少ないので、後回しにしがちですが、実はかなり重要なポイントです。
一流のビジネスマンは、相手の力量を靴を見て判断すると言われています。
いくらスーツがピシッとしていても、靴が汚かったら台無しです。
革靴の価格の目安は3~4万円以上のものです。
ソールを張り替えれば長年使えるものを選びましょう。
最低限シューキーパーを入れて型崩れを防ぎ、ブラシで汚れを落とすのは毎日してください。
シューキーパーや靴磨きセットも持っていないという人は、この機会に安いものから購入してみてください。
【服装の注意点】
7.スニーカーは防水スプレーをかける
スニーカーも、汚れがついたまま履いているのはあまり好ましくありません。
できるだけキレイな状態をキープしたいですね。
ちょっとした裏技ですが、新しいスニーカーを買った後、すぐに履きはじめるのではなく、防水スプレーをかけると、キレイな状態が長続きします。
手軽にできるので、ぜひ試してみてください。
清潔感を出すための健康的な身体づくり
ここまでは、外見を改めることで清潔感を出す方法について説明をしてきました。
次は、内側から改善をする方法について紹介しますね。
内側から改善する方法は、即効性はありませんが、本当の意味で改善をする場合は必要不可欠な部分です。
【身体づくり】
1.目指す体型は細マッチョ
清潔感がある体型ですが、最低限の条件は「太っていない」ということです。
男性の肥満はおなかが出っ張る特徴があります。
ジャストサイズの服装を揃えたとしても、おなかが出っ張っていたら、その分大きめのサイズを選ばないといけませんよね。
肥満の傾向がある場合は、痩せることが最重要課題です。
理想としては、ほどよく筋肉がついていて、体脂肪が少ない細マッチョを目指しましょう。
ガリガリすぎると不健康なイメージを与えます。
筋肉が多すぎても女性ウケは良くないです。
具体的な体作りの方法については、他のページで解説します。
⇒スーツ姿でモテる細マッチョになるには?理想の体脂肪と自宅でできる筋トレ
【身体づくり】
2.毎日7時間以上寝る
睡眠時間が短いと、健康によくありません。
無関係に思われるかもしれませんが、清潔感にも大きくかかわってきます。
目の下にくまができたり、日中ダルそうにしていると、それだけでマイナスのイメージを与えます。
また、寝ている間に多く分泌される成長ホルモンは、筋肉の成長や代謝、肌の健康も助けます。
スマホでゲームなどをして、夜寝る時間が遅い人は、意識的に早く寝るように心がけましょう。
【身体づくり】
3.不足している栄養はサプリで補う
健康的な体をつくる為には栄養バランスも大切です。
毎日3食、バランスのとれた食事ができればベストですが、忙しい現代人にとっては、栄養が偏りがちです。
足りない分の栄養は、サプリメントで補うことをお勧めします。
僕は現在、8種類のサプリを飲んでいますが、絶対に外せないのはマルチビタミン&ミネラルとプロテインです。
詳しくは以下のページで紹介していますので参考にしてみてください。
⇒おすすめのマルチビタミン&ミネラル
⇒おすすめのプロテイン
清潔感は努力次第で誰にでも出せる
以上、清潔感を出すための具体的な手法を説明しました。
かなり多くの項目を挙げましたが、すべて努力次第でなんとかできるものばかりですよね。
清潔感が出れば、女性ウケが良くなるだけでなく、仕事の面でもプラスに働きます。
いっぺんに全て変えることはできませんが、ここで挙げたものの中で、自分に足りていない部分を一つずつ改善していけば、徐々に清潔感は出てきます。
まずは一つだけでもピックアップして試してみてください。